斜め下45°の、インドア系趣味ブログ『駄々だ!!!』

目の前に現れたのは、巨大な地下渓谷（with 溶岩）でした。

ポッカリと空いた穴の先にあったのは、広大な空間。
この世界に来てまだ間もないというのに早速の大冒険。意を決して進みます。

途中でいくつかの地下拠点を作成しながら慎重に下へ下へと掘り進めていくこと数日。ついに水と溶岩が手の届く位置まで到達することに成功しました。
道中で鉄鉱石はもちろんのこと、赤い鉱石『レッドストーン』、青い鉱石『ラピスラズリ（瑠璃）』、希少であり貴重な『金鉱石』『ダイヤモンド鉱石』をも入手できたのです。大収穫。

しかしながら、そういう上り調子のときほど気を引き締めていかなければ、いつか痛い目にあうのが人生というものであり、この世界においても例外ではなかったのです。

豊富な資源採取についつい気が緩み、後先考えずに前進した結果.........帰り道がわからなくなるという、非常にガッカリな事態を引き起こしますw
松明を道中に目印として置いていったから大丈夫、そんな甘い考えが危機を招きました。

【道オンチ】
そう、３次元でも２次元でもこのマイナススキルは有効だったのです。。。松明が置いてある道のりを戻っているつもりが、いつの間にかグルグル回っているだけになってしまっていました。
電車で新宿駅に到着し、アルタ前へ向かうためJR東口改札から出るのに駅構内を１時間さまよう、そんなレベルの道オンチを様々な障害が容赦なく襲いかかります。

絶えず現れるモンスターに、少しずつ減っていく食料。複数用意していた採掘道具も使い過ぎで次々壊れていく。まるで毒が体内を巡るかのごとく確実に追い詰められていく状態のなか、ここで初めてあることに気が付きます。

▲道に迷い疲れて思わず上を見上げる、の図。見上げたところで果てしなく続くような暗闇しかなく、結局は歩き続けなければ変化もないという真理にたどり着く。ゲームも人生も同じじゃん、絶望した！　

「ひたすら上に掘って、出口を新たに作ればいいんじゃね？」
そう思いつくや否や、即座に階段状に斜め上へと掘り始めました。そうです、シンプル・イン・ザ・ベスト！
堀り続ければ地上に出られるはずなのです。現実ならばそうはいかないかもしれませんが、マインクラフトの世界では自力だけで掘り進められるではありませんか。なぜそんな簡単なことを忘れていたのか。迷いというものは、すぐそばにあるはずの可能性をも見失ってしまうものなのかもしれません。
しかし今は違う、今はあの青い空、深緑の木々、暖かい布団とベッドがある我が家、それらがまるで眼前にあるかのごとく掘り進められる！
私は生きている！私は生きるのです！

そうしてただひたすら無心となって掘り続け、ついには崩れた壁から光が！
太陽の光だ！空だ！

ドバババババババババー
目の前に現れたのは、ほんの少しの空と、大量の水。

海底に繋がりました。
【次回に続く】

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